大河「どうする家康」劇中音楽担当の榊󠄀が指揮 栃木県交響楽団が16日に定期演奏会 「新しい風」に期待

指揮する榊󠄀(右)とピアノの阿久澤

 県交響楽団(栃響)は16日、宇都宮市文化会館で第115回定期演奏会を開く。昨年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の音楽レコーディングで劇中音楽の指揮をした榊󠄀真由(さかきまゆ)(30)を初めて迎え、栃響事務局は「新しい風を吹き込んでくれるのでは」と期待する。ピアノは2回目の出演で、栃響とゆかりの深い宇都宮市出身のピアニスト阿久澤政行(あくざわまさゆき)(40)が舞台を彩る。

 榊󠄀は桐朋学園大指揮専攻卒業。指揮を梅田俊明(うめだとしあき)に師事した。2013、14年、霧島国際音楽祭指揮クラスで音楽祭賞を受賞。主に関東圏のオーケストラで指揮している。

演奏会に向けて練習に励む栃響=宇都宮市内

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