ブレックス、ファン感謝デーに過去最多4100人 王座奪還誓う

会場を盛り上げるブレックスの渡辺(手前左)ら=ブレックスアリーナ宇都宮

 バスケットボールB1宇都宮ブレックスは1日、宇都宮市のブレックスアリーナ宇都宮でファン感謝デーを行った。過去最多約4100人が来場し、選手たちとのひとときを楽しんだ。

 ギャビン・エドワーズ、グラント・ジェレットを除く12選手が参加。専属チアリーダー「ブレクシー」のパフォーマンスや2チームに分かれての借り物競走などが行われ、会場は終始和やかな雰囲気に包まれた。

 最後は選手やスタッフがそれぞれあいさつ。田臥勇太(たぶせゆうた)主将は「すごい数でびっくり。この盛り上がりがブレックスの強さだと改めて感じた」とファンのサポートに改めて感謝した。

 今季は通算51勝9敗のクラブ歴代最高勝率で3季ぶりの東地区優勝。チャンピオンシップは準々決勝で敗退したが、副主将の渡辺裕規(わたなべひろのり)は「悔しいところから戻ってくるのがブレックス。またチャンピオンに返り咲きましょう」と王座奪還を誓った。

 友人と参加した大田原市上奥沢、専門学校1年鹿沼七望(かぬまななみ)さん(18)は「選手たちの感謝の思いがすごく伝わってきた」と満足そうだった。

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