2024年6月8日(土)、山口県山口市の中原中也記念館の開館30周年記念事業として、山口情報芸術センター[YCAM]スタジオAにて、ジェフリー・アングルス氏講演「日付変更線を超えて――山口、そして中原中也」が開催されます。
講演者のジェフリー・アングルスさんは10代後半に山口県下関市で過ごした経験をもち、「英語を話す自分はアメリカで生まれたが、日本語を話す自分は山口で生まれた」と述べています。
現在はアメリカの大学で日本文学を教え、翻訳者として、また英語と日本語のバイリンガル詩人として活躍するアングルスさんが、山口の風土や文化から受けた影響、そして中原中也の作品を翻訳するプロジェクトについて語ってくれます。
講演は入場無料ですが、事前予約が必要です。下記の申込フォームまたは電話かFAXにてお申し込みください。
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提供元:中原中也記念館
ジェフリー・アングルス(Jeffrey Angles)氏 プロフィール
1971年米国中西部オハイオ州生まれ、現在ミシガン州カラマズー市在住。
20世紀前半の作家、江戸川乱歩と折口信夫をはじめ、現代詩人の伊藤比呂美、高橋睦郎まで、近現代日本文学の英訳が多数。
多田智満子の英訳詩集により、日米友好基金の日本文学翻訳賞とアメリカ詩人アカデミーのランドン翻訳賞を受賞、折口信夫著『死者の書』の英訳により、スカグリオネ文学翻訳賞と三好翻訳賞をダブル受賞。
2016年の日本語詩集『わたしの日付変更線』により、読売文学賞を受賞。その他の著書に、モダニズム文学における少年愛の研究書『Writing the Love of Boys』や、3・11以降の震災詩の研究兼英訳アンソロジー 『These Things Here and Now』などがある。
最新の翻訳に、伊藤比呂美著『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』、高橋睦郎著『つい昨日のこと』、香山滋著『ゴジラ・ゴジラの逆襲』の英訳がある。
ジェフリー・アングルス氏講演「日付変更線を超えて――山口、そして中原中也」 概要
ひろしまリード編集部