渋野日向子、復活2位を間近で支えた人物に感謝「18番で私より先に泣かないで」「心強いにも程がある」【全米女子OP】

全米女子オープンで2位だった渋野日向子【写真:ロイター】

キャディーを務めたマネージャーに感謝

女子ゴルフの今季海外メジャー第2戦・全米女子オープンは現地時間2日、米ペンシルベニア州のランカスターCC(6629ヤード、パー70)で最終日が行われ、2打差4位から出た渋野日向子(サントリー)が2バーディー、4ボギーの72で回り、通算1アンダーの2位。優勝した笹生優花(フリー)との日本勢ワンツーの快挙を達成した。試合を終えた渋野はインスタグラムを更新。キャディーを務めたマネージャーに感謝を記した。

我慢のゴルフが続いた渋野。厳しいセッティングで序盤はスコアを落とす中、笑顔がはじけたのは12番パー3だ。7メートルのバーディーパットを沈めた。ラインを読み切ってガッツポーズを見せた。同組の選手が難しいパットを決めた際などには、拍手で称えるいつもの渋野らしいスポーツマンシップを見せていた。

4位に入った2020年以来4年ぶりの全米女子オープン決勝ラウンド。今季は9戦6度の予選落ちと苦しんでいたが、久々に優勝争いを繰り広げた。復活を印象づける大会。自身のインスタグラムで「いつもご声援ありがとうございます たくさん悩んでたくさんもがき続けて少しだけ光が見えてきてなんだかちょいと笑顔増えてきた気がするような」と、自身でも笑顔が戻ってきたことを感じている様子だった。

さらには「この5年間どんな時もずっとそばで戦い続けてくれた」というマネージャーに感謝。今回キャディーとして一緒に戦ったようで「心強いにも程があるくらい本当にいつもありがとうございます そして18番グリーンで私より先に泣かないでください」と泣き笑いの絵文字付きで記した。

「まだまだ山あり谷あり人生続きます ただひたすらがむしゃらに前向きに これからもご声援よろしくお願いします」と締めくくった。

THE ANSWER編集部

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