タイトリストの新作がついにキターーー!『GT』ドライバーが、今週PGAツアー供給か!?

タイトリストが新しい『GT』ドライバーのツアー検証を今週開始!

米国アクシネット社が現地3日、新たなるタイトリストのドライバー『GT』シリーズの存在を明かし、今週のPGAツアー「メモリアル・トーナメント」からツアーシーディング(最高峰の選手たちによるツアー検証プロセス)を開始するよう。まずは、同社の正式なアナウンスメントに耳を傾けてみよう。

「過去5シーズン以上にわたり、タイトリストのドライバーはPGAツアーで競う世界トップクラスの選手たちの間で、第一の選択肢となっています。 本日のメモリアルトーナメントでは、ツアーで最も多く使用されているドライバーの次世代である、『Titleist GT』が タイトリストメタルウッド開発チームによって発表されます。
 
今週ミュアフィールドビレッジで発表される新しいタイトリスト『GT2』『GT3』『GT4』ドライバーは、今後数週間から数か月にわたって世界中のプロツアーで継続されるツアーシーディングおよび検証プロセスの開始を告げるもの。新しいタイトリスト『GTフェアウェイメタル』も、今週オハイオでデビューします」(同社広報)
 
これまで何度も既報の通り、タイトリストのドライバーは、2018年の『TS』(タイトリスト・スピードの略)を契機に、それまで他社より劣っていたボールスピードを徹底的に追求。「過去5シーズン連続でPGAツアーNo.1使用率」とある通り、この間は契約の有無に関わらず、常時ドライバー使用率で他社を圧倒してきた。
 
その『TS』シリーズは、20年モデルの『TSi』シリーズ、22年モデルの現行作『TSR』シリーズとマイナーチェンジされるにつれ、その使用選手数を増やし、今年は『TS●』ではなく『GT』シリーズとして生まれ変わるというわけだ。
 
代替わりする度に、思わせぶりなキーワードで我々を踊らせる姿勢は一切ない。『Pro V1』ファミリーのボールや『Vokey』ウェッジと同様に、同社の根幹は至ってシンプル。トップ選手の大多数が認める性能が、最高峰のツアーによる検証プロセスで証明されない限り、発売されることはない。選手であるキャメロン・ヤングもその信念に共感するひとり。
 
「タイトリストのクラブ研究開発チームは、トップからボトムまで、とにかく最高のモノを作ることに熱心で、PGAツアーの我々やゴルファー全般に深い理解を持っています。彼らはあらゆることを経験して、彼らに相談して解決できないことや実験できないこと、どんな些細なことでも問題はありません。全員がゴルフギアについて深い知識を持っているので、探している答えに対する解決策が必ず見つかります」(キャメロン・ヤング)
 
直近のPGAツアー「カナディアン・オープン」でも、競合他社に25人差も付け、当週59人のドライバー使用者を誇るなど、圧倒的なツアー選手数によるフィードバック体制を有するタイトリスト。どの選手にも無理強いすることなく、フラットな検証&フィードバックによって開発し直す製品第一主義のプロセスが、また今週から始まる。

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