元コマンダースTEトーマスが49ersと契約を結ぶ見込み

ワシントン・コマンダースのローガン・トーマス【NFL】

タイトエンド(TE)ローガン・トーマスが再び西へ向かう。しかも、それは優勝候補チームだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが現地3日(月)の午後に報じたところによると、トーマスがサンフランシスコ・49ersとの契約の最終段階に入っているという。

かつてアリゾナ・カーディナルスから2014年NFLドラフト4巡目で指名されたトーマスは、2年連続で地区優勝 を果たしている49ersに加わる形で、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区に戻る。トーマスは49ersのタイトエンド陣の選手層を厚くすべく、傑出したTEジョージ・キトルの後ろに加わる。

32歳のトーマスは、過去4シーズンにわたって在籍していたワシントン・コマンダースにおいて、先発ラインアップの中心的存在だった。しかし、コマンダースに加わる前にはリーグを転々とし、カーディナルス、マイアミ・ドルフィンズ、ニューヨーク・ジャイアンツ、デトロイト・ライオンズ、バッファロー・ビルズをわたり歩いている。

トーマスはコマンダース在籍中の2020年に最も優れた成績を残しており、 キャリアハイのレシーブ72回、670ヤード、タッチダウン6回をマーク。昨シーズンには15試合に先発出場し、レシーブ55回で496ヤード、タッチダウン4回を記録している。

NFLで最も優秀かつ層の厚いワイドレシーバー陣を誇る49ersは、リーグ屈指のタイトエンドの1人であるキトルのバックアップとして、ベテランのトーマスを加えようとしている。

【KO】

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