タイガースが5割復帰 ロジャースの2本塁打でレンジャーズ撃破

【タイガース2-1レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

日本時間6月4日、借金1のタイガースは敵地グローブライフ・フィールドで同じく借金1のレンジャーズとの3連戦がスタート。その初戦はタリック・スクーバル(タイガース)、ネイサン・イオバルディ(レンジャーズ)の両先発の好投でロースコアの接戦となり、タイガースが2対1で勝利して5割復帰を果たした。タイガース2番手のボー・ブリスキーは3回1安打無失点の好リリーフを見せ、今季初勝利(0敗)をマーク。レンジャーズ2番手のホセ・レクラークは決勝弾を浴び、4敗目(3勝)を喫した。

1回裏にマーカス・セミエンの10号先頭打者アーチで先制されたタイガースだが、先発のスクーバルはそれ以降、レンジャーズ打線に得点を与えず、6回96球を投げて被安打7、奪三振6、与四球2、失点1の好投を披露。打線はレンジャーズ先発のイオバルディに対し、初回先頭から8人連続で凡退していたが、9番打者のジェイク・ロジャースが3号ソロを放ち、1対1の同点に追いついた。

両軍ともチャンスを作りながらもあと1本が出ず、試合は1対1の同点のまま終盤に突入。タイガースは8回表二死走者なしからロジャースがレンジャーズ2番手のレクラークが投じた真ん中付近のカッターをとらえ、レフトスタンドに4号勝ち越しソロを叩き込んだ。スクーバルのあとを受けて7回から登板していた2番手のブリスキーが8回裏と9回裏を無失点に抑え、2対1で逃げ切り。テキサス州出身のロジャースが地元のスタジアムで2本塁打を放ち、チームを勝利に導いた。

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