「悪夢のようなキャリアの最後を送っている」自身初の2部降格…40歳イニエスタの現状を仏メディアが報道「チームの惨状を防げなかった」

かつてバルセロナやヴィッセル神戸でプレーし、現在はUAEのエミレーツ・クラブに所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの現状をフランスメディア『FOOTMERCATO』が伝えている。

イニエスタは、昨年の夏に神戸からエミレーツ・クラブに移籍。キャプテンとしてリーグ戦で20試合に出場して5ゴール・1アシストを記録した。しかし、チームは14クラブ中13位に沈み、2部降格が決定している。

これまでクラブや代表で数多くのビッグタイトルを獲得してきたイニエスタにとって、2部降格は初の経験だ。そんな40歳のレジェンドについて、同メディアは「悪夢のようなキャリアの最後を送っている」と報じている。

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「エミレーツ・クラブの成長のためにやってきたイニエスタだが、チームの急降下を目の当たりにした。個人レベルでは(公式戦)23試合に出場、5ゴール・1アシストと及第点だが、スペイン人MFはチームの惨状を防げなかった」

さらに「クラブは来シーズン、2部リーグでプレーするが、イニエスタに責任はない。チームはシーズン中に5人の監督交代があり、イニエスタも候補に挙がっているほど不安定なプロジェクトとなってしまった」と続ける。

イニエスタとエミレーツ・クラブの契約は2024年6月で満了となるなか、その去就に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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