パラサッカーボアソルチ 強豪相手に好試合 ゆうあいピックに出場 小田原市・箱根町・湯河原町・真鶴町

ボアソルチの選手たち

小田原市を中心に活動するパラサッカークラブ「ボアソルチ」が、5月25日・26日に県立スポーツセンター(藤沢市)で行われた第41回神奈川県ゆうあいピック大会サッカー競技会に参加した。

大会2日目、初戦の相手は横浜Fマリノス・フトゥーロD。全員が体を張った守備で同点のままPK戦に持ち込むと、GKの波多野選手がシュートを2本止める活躍もあり勝利した。

2戦目は、シードのオルテンシアBを相手に均衡した展開も最後にゴールを許し2-3で惜敗。続く、チーム初体験の1日で3試合目となった七沢OBサッカークラブ戦は、足が止まり連続3失点したが終了間際に2点を返す粘りを見せ、1勝2敗で大会を終えた。

指導する柳下仁志さんは「(2試合目の後は)選手には笑顔もあり、強豪相手にナイスゲームができた満足感が感じられました」と振り返った。

発足6年目のボアソルチは、特別支援学級や支援学校等に在籍する(していた)中学生から社会人約20人が所属し、月2回程度活動している。柳下さんは「試合結果だけでなく、周りを見て動いたり、チームのの持つを分担したりなど行動面での成長やチームワークの高まりを感じます」と話している。詳細は、チームHPから。

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