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岩手県奥州市出身の政治家で、外務大臣や東京市長などの要職を歴任した偉人、後藤新平の生誕祭が4日、市内の生家で行われました。
生誕祭は後藤新平が江戸末期の安政4年、旧暦の6月4日に現在の奥州市水沢に生まれたことから、毎年6月4日に生家の「後藤新平旧宅」で行われています。19回目となる今回は、市民を中心におよそ40人が集まり、幼稚園児や市民合唱団が歌を披露。最後には、後藤が提唱した「自治三訣」の唱和が行われました。
(自治三訣の唱和)
「人のお世話にならぬよう。人のお世話をするよう。そして報いを求めぬよう」
参加した人たちは、日本の近代国家の形成に力を尽くした郷土の偉人に思いをはせていました。