「鬼は地域文化の象徴」 国内外の資料展示する鬼の館が開館30周年 記念式典で地元中学生が鬼剣舞で節目を盛り上げ 岩手・北上市

国内外の「鬼」に関する資料を展示している岩手県北上市の「鬼の館」が1日、開館30年を迎え、記念の式典が行われました。

1日は関係者約100人が出席し地元の中学生が鬼剣舞(おにけんばい)を披露し節目の日を祝いました。鬼の館は国のふるさと創生事業を取り込み1994年6月1日、鬼剣舞発祥の地である北上市和賀町岩崎に開館しました。国内外の鬼に関する資料約300点が展示されている他、民俗芸能の公演が開催されてきました。

北上市の八重樫浩文市長は「鬼は地域文化の象徴です。鬼の館を1つの拠点に国内外に発信していきたい」と話していました。

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