激辛トウガラシ その名も「げきから」で町おこしを 地元の高校生らが定植 一味唐辛子やラー油に 富山・入善町

激辛のトウガラシで町おこしです。富山県入善町では、地元の高校生が自分たちで育てたトウガラシ「げきから」の苗を植えました。

この取り組みは、入善町の若手農家と商工会青年部が、耕作放棄地の有効活用を目的に2009年に始めたもので、その後も、町おこしを目指し空いた土地を利用して毎年おこなっています。

4日は、入善高校農業科の生徒や地元の障がい者施設の利用者などがトウガラシの苗およそ340株を植えました。

施設の利用者:「大きくなってよー」

トウガラシは強い辛みが特徴の「げきから」という品種で、苗は入善高校の生徒たちがことし4月に種をまき害虫に気をつけながら育てたものです。

生徒:「いろんな人と関わったのですごいいい経験ができたなって思います」

生徒:「自分たちが作ったトウガラシがどうゆう味なのか食べたことないので食べてみたいです」

生徒:「みんなに食べてもらうのが楽しみです」

このトウガラシは、8月下旬に収穫されたあと一味唐辛子やラー油に加工され、10月ごろにJAみな穂の直売所で販売される予定です。

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