利用者好調で本格運行決まる 富山・高岡市の2地区の新たな地域交通 住民の要望受け7月から

新たな地域交通の話題です。富山県高岡市の2つの地区では住民が運営する新たな地域交通システムが7月から本格運行することが決まりました。

4日の会議には高岡市内の交通事業者や住民が参加。

実証運行が進められていた野村地区の予約型乗り合いタクシー「のむタク」と木津地区の定時定路線型バス「木津ぐるりんバス」が、7月から本格運行することになりました。

高岡市野村地区の新たな地域交通システムとして期待される「のむタク」は、2022年6月から去年5月まで、実証運行が進められていましたが、一定の利用があり地域住民らが本格運行を要望していました。

費用は市が一部を助成し高岡交通に運行を委託。一日6便の事前予約制で運賃は大人500円、子ども200円となっています。

また、高岡市木津地区を定時定期路線で運行する「木津ぐるりんバス」は地域交流センターを終着点に高岡やぶなみ駅やスーパーを含む7.8キロ間を平日5便、土日祝日は4便運行。運賃は100円となっています。

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