木次線について「なぜ、一部区間を議論?」JRからの面会要請はまだない 島根県丸山知事

JR木次線の一部区間について、JR西日本山陰支社が「地域の移動実態に応じた持続可能な交通体系」を相談したいと表明したことに対し、島根県の丸山知事は、4日の定例会見で、JRから面会要請は、まだ、来ていないと答えました。

JR西日本は5月23日、木次線の出雲横田駅と備後落合駅間のあり方について、島根県と広島県に相談したいとし、広島県の湯崎英彦知事は、打診を受け日程調整中としています。

島根県 丸山達也知事「何でここで区切ったのかっていうのが、はっきりしないところで、この路線が問題だとかっていう議論になってしまう。全体として収支を見るってこと含めて。(湯崎知事の主張は)ある意味その当然の指摘だと。」

丸山知事は、面会の要請は、まだ来ていないとしつつも、島根県の主張は、JRの話を聞いたうえでと述べました。

一方、一部区間について議論することが、「次々に尻尾を切って行くような話につながっていくんじゃないか」と疑問視した湯崎知事に賛同する立場を示しました。

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