忘れられない!キョーフのママ友 #5「『見た?』」

子どもたちを介して知り合うママ友とは、楽しいお付き合いを続けていきたいもの。

生活の環境が違えば、考え方や価値観なども自分とは変わっていて当たり前ですが、それでも「え!?」と驚くようなことをするママ友もいますよね。

すでに疎遠になっていても今もつながりがあっても、忘れられない「キョーフのママ友」とはどんな女性なのか、ご紹介します。

「今は疎遠になったのですが、以前まで親しくしていたママ友は、PTA活動で知り合った既婚男性に執着していました。

LINEや電話でいつもその男性の話題を出してきて、奥さんやお子さんのことなど聞きかじった情報を披露しては『うまくいっていないのかもね』となぜか不幸だと決めつけるのが怖かったです。

会があれば当たり前のようにその男性の隣に座り、終わった後は『今日の◯◯さん、見た?』と男性の状態についてLINEでメッセージが飛んできて、活動のことなんて全然考えていないのがよくわかって。

『前と同じシャツを着ていたけど汚れていたのよね。洗濯もしてもらえないなんてかわいそう』みたいな私にはどうでもいいことを言われても、返す言葉がなくてだんだんと返事をしなくなりました。

私が嫌がっていることに気づいたのか、ママ友からの連絡はなくなってホッとしましたが、同じグループで仲のいい別のママさんから『◯◯さんがいつもあの男性の話ばかりしてきて困る』とこっそり言われたときは、ぞっとしましたね。

『私にもそうだったの。怖くて返事をしなくなったら離れていったわよ』と返したら『私もそうするわ』とママさんはうなずいており、こうやって人が離れていくのだなと思った記憶があります。

何のためにPTAにいるのか、おかしな執着を平気で人に見せる女性って、仲良くしていると何かに巻き込まれそうで怖いです……」(35歳/販売)

どんな経緯があってそのママ友が既婚男性に執着するようになったのかはわかりませんが、活動そっちのけでいつも話題にされるのは、聞いている側には苦痛が募ります。

そんな自分を人に見せられるのが怖いところで、聞かされた側がどう思うのかの想像もできていないですよね。

仲良くなっていても、ついていけないと思えば潔く離れるのが自分のためといえます。

(ハピママ*/ 弘田 香)

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