「まだ試合勘を取り戻していない」石川祐希が貫録の14得点「ブラジルに行った選手がすごく活躍していたので、とても頼もしかった」【ネーションズリーグ】

パリ五輪の世界最終予選を兼ねた男子バレーボールのネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド第2週・福岡大会が6月4日に開幕。すでにパリ五輪行きを決めている日本代表(世界ランキング4位)はイラン代表(同16位)と対戦し、セットカウント3-0で勝利した。

絶対的エースで主将の石川祐希が、福岡大会から代表に合流。「まだ試合勘を取り戻していないので、まだまだなところはある」と語りながらも、アタックやブロックで14得点を叩き出した。

「3-0で勝てたということは、しっかりポイントが取れたので、パリ(五輪)につながる大事な試合だった」とイラン戦を振り返り、5日に行なわれるドイツ戦に向けては、「明日もいいプレーを皆さんに見せたいと思いますので、引き続き楽しみにしていてください。残り3試合、いい試合を見せたい」と決意を口にした。
また、「僕たちが合流して最初の試合だったので、このような最高の雰囲気でできて、うれしかった」と会場の雰囲気に触れた石川。高橋藍とともに出場しなかったブラジル・ラウンドを戦ったチームメイトについては、「(合流したチームの)雰囲気はめちゃくちゃ良かったですし、ブラジルに行った選手はすごく活躍していたので、見ていてとても頼もしかった」とほほを緩めた。

構成●THE DIGEST編集部

© 日本スポーツ企画出版社