【F1】「吉と出れば良いが...」レッドブルのペレスが2年の契約延長! 角田裕毅の昇格が事実上消滅「RBにこだわる必要がなくなった」などとファン反応

レッドブル・レーシング(以下、レッドブル)は現地時間6月4日、セルジオ・ペレスとの契約を2026年まで延長すると発表した。これにより姉妹チーム、ビザ・キャッシュアップRBに所属する角田裕毅の昇格は事実上消滅した。

ペレスは2021年シーズンからそれまで所属していたレーシングポイント(現アストンマーティン)を離れ、レッドブルに加入。以降5回の優勝などの活躍で、チームのコンストラクターズチャンピオンやチームメイトのマックス・フェルスタッペンのドライバーズチャンピオン獲得に貢献してきた。

発表の中でチーム代表のクリスチャンホーナーは、「チェコと協力し続けることを非常に嬉しく思います。継続性と安定性はチームにとって重要であり、過去数レースは厳しかったですが、私たちはチェコ(ペレス)の実績あるパフォーマンスに自信があり、彼の復活を楽しみにしています」とコメントを出した。

また、ペレスはシーズン開幕前にレッドブルとの複数年契約を望んでいたとの報道があったが、それが実現。チームは規定の大幅変更がある2026年も現在のドライバーラインナップで戦うことを選択した。

今回の発表でペレスも声明を出し、「この素晴らしいチームに私の未来をコミットすることを本当に嬉しく思います。良い結果でチームの皆さんの信頼に応えたいです」と意気込んだ。

また、以前からレッドブルが角田の昇格に興味がないとの報道もあり、可能性は低くなっているとの見方がなされていたが、今回の発表で角田昇格の可能性は事実上消滅。来年以降は現在のチームに留まるかレッドブルグループを離れるかという選択肢に絞られた。

発表を見た日本のファンからは、「まさかの複数年!」「こうなるだろうとは思ってた」「吉と出れば良いが...」「コンストラクターズ捨てたのか」「角田くんの行き先がどうなるか心配です...」「逆にRBにこだわる必要がなくなったかもね」など、レッドブルと角田の今後を不安視する声が多く上がった。

構成●THE DIGEST編集部

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