「パレスにとって大きな成果だ」鎌田大地はクリスタル・パレスと2年契約へ。英メディアは“賢明な補強”と高評価「能力は十分」

ラツィオとの契約延長交渉がまとまらなかった鎌田大地は退団が確定した。

フランクフルト時代に師事したオリバー・グラスナー監督が指揮するクリスタル・パレスへの入団が確実視されており、移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ記者によれば、メディカルチェック後に2026年までの2年契約を結ぶ見込みだ。

この移籍について、英メディア『FOOTBALL FANCAST』は「この契約はパレスにとって大きな成果となるだろう」と伝えている。

「カマダは以前、フランクフルトでグラスナー監督の下でプレーしており、オーストリア人指揮官が契約成立を強く望んでいたとロマーノ氏は述べている。イタリアではわずか2ゴールしか決められなかったが、フランクフルトで40得点という素晴らしい成績を残したことから、グラスナーとの再会は、この日本代表選手がキャリアを軌道に戻すために必要なことなのかもしれない」

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記事は、「攻撃的MFで、前線ならどこでもプレーできるカマダは、エゼとオリースの優秀な代役になるだろうし、この夏にどちらか、あるいは両方が退団することになったとしても、その代役を務める能力は十分にある」と主張している。

「パレスの2人のスター選手の将来が不透明ななか、実績のある代役を獲得するのは賢明な判断だろう」

同メディアは「週給6万3000ポンドのカマダをフリーで獲得することは、パリッシュ会長の下で実行された一連の賢い取引の最新の例となるだろう」と続けている。

優秀なMFを首尾よくフリーで手中に収めたパレスの動きを高く評価している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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