テニス=ジョコビッチが全仏OP棄権、右膝の内側半月板断裂

[パリ 4日 ロイター] - 男子テニスで世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が4日、膝の故障により、全仏オープンの準々決勝を棄権した。

四大大会シングルスで自身の単独最多記録を更新する25勝目を目指していたジョコビッチだが、3日の4回戦で膝を負傷。準々決勝ではカスパー・ルード(ノルウェー)と対戦する予定だった。

大会主催者は「(MRI検査で判明した)右膝の内側半月板断裂のため、ジョコビッチは大会からの棄権を余儀なくされた」と述べた。

この結果、ジョコビッチは最新の世界ランキングで、全仏4強入りを果たしたヤニク・シナー(イタリア)に1位の座を譲ることになる。

ジョコビッチはインスタグラムで「昨日の試合で精いっぱい、全力でプレーした。慎重に検討し、協議した結果、厳しい決断を下さなければならなかった。今週出場する選手たちの幸運を祈るとともに、素晴らしいファンの皆さんの愛と変わらぬ応援に心から感謝したい」とつづった。

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