大船渡の山林火災、鎮火を宣言 焼失面積は9ヘクタール

 大船渡市三陸町越喜来の首崎(こうべざき)灯台付近で5月26日発生した山林火災で、大船渡消防本部は4日午後3時、火の気が完全になくなったとして鎮火を宣言した。市は同時刻に災害警戒本部を廃止。焼失面積は約9ヘクタールで、けが人や住家被害はなかった。

 消防の地上隊5人が4日、現場を確認し、残り火がなくなったと判断。同本部は延焼の危険がなくなったとして5月28日に鎮圧を宣言していた。消防と大船渡署が出火原因を調べている。

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