テニス=アルカラスとシナーが準決勝で激突へ、全仏OP男子

[パリ 4日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープン(OP)は4日、パリのローランギャロスで男子シングルス準々決勝を行い、第2シードのヤニク・シナー(イタリア)、第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がベスト4に駒を進めた。

全豪王者のシナーは第10シードのグリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦し、6─2、6─4、7─6で勝利。ジョコビッチが膝の故障で大会を棄権することが発表されたため、最新の世界ランクではイタリア人選手で史上初となるトップに浮上することになる。

シナーは「何と言えばいいのか。世界ランク1位になるのは全選手の夢だが、ノバクがここで棄権するというのは、全ての人々にとって残念なこと。早く回復することを願う」と述べた。

アルカラスは第9シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を6─3、7─6、6─4で下した。準決勝ではシナーとアルカラスが対戦する。

アルカラスは「とても難しいチャレンジとなるだろうが、準備はできている。誰もが見たいと思っている試合で、彼も私も自身の最高のテニスをするだろう」と語った。

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