ヤンキース・ヒルがまたも快投 6回1安打無失点で8勝目を記録

【ツインズ1-5ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

日本時間6月5日、フィリーズと並んでメジャー最高勝率を誇るヤンキースは本拠地ヤンキー・スタジアムでのツインズ3連戦がスタート。その初戦は5月の月間最優秀投手&月間最優秀新人に輝いたルイス・ヒルがまたしても好投を披露し、5対1で勝利した。ヒルは6回88球を投げて被安打1、奪三振6、与四球3、無失点の快投で8勝目(1敗、防御率1.82)をマーク。ツインズ先発のベイリー・オーバーは5回3安打3失点と試合を作ったが、4敗目(5勝)を喫した。

ヤンキースは2回裏二死からグレイバー・トーレスに5号ソロが飛び出し、1点を先制。3回裏には無死1・2塁のチャンスを作り、フアン・ソトは凡退したものの、アーロン・ジャッジがライトへの2点タイムリー二塁打を放ち、3対0とリードを広げた。その後はなかなか追加点を奪えず、7回表に今日戦列復帰したばかりのロイス・ルイスに2号ソロを浴びて1点を返されたが、8回裏にジャンカルロ・スタントンが15号2ラン。待望の追加点を奪い、勝利を決定づけた。

ヒルは4月の5先発で防御率4.01だったが、5月は6先発で6勝0敗、防御率0.70の快進撃。今日の試合も6イニングを1安打無失点に抑え、これで7先発連続で6イニング以上かつ1失点以下となった。米公式サイト「MLB.com」のサラ・ラングス記者によると、7先発連続は球団新記録であり、ルーキーでは1981年のフェルナンド・バレンズエラ(ドジャース)などに並ぶ歴代2位タイの記録だという。次の登板でも6イニング以上を1失点以下に抑えると、1901年にクリスティ・マシューソン(ジャイアンツ)がマークした8先発連続の新人メジャー記録に並ぶことになる。

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