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小田原市成田に本拠を置くJU神奈川(県中古自動車販売協会・販売商工組合)は、災害時に車両提供の支援活動を行う団体と「自動車を活用した支援活動への協力に関する協定」を結び、5月23日に協定締結式を行った。
協定を締結したのは災害時に車両の無償貸出支援を行う、一般社団法人日本カーシェアリング協会。東日本大震災以降、22の災害で支援活動を実施している。
協定では同協会の行う災害支援活動に対し、JU神奈川が車両の確保に務めることを定めた。また、同協会が提供する災害支援ネットワーク「モビリティ・レジリエンス・アライアンス」に加盟。これにより神奈川県や近隣地域で災害が発生した場合、より迅速に車両提供を実施する体制が強化される。
締結式でJU神奈川の鎌田政男会長・理事長は「神奈川県も地震など大規模災害の恐れがある。力を合わせていきたい」と話し、協定書を取り交わした。
大規模災害に備え、同協会は平時から協定の締結を進めており、JU都道府県支部としては今回で26団体目となる。
同協会の吉澤武彦代表理事は「非常に心強くありがたい。これを機に備えの連携を広げたい」と支援ネットワークの必要性を述べた。