愛媛、23年の出生率は過去最低 背景に婚姻減少

 愛媛県の2023年の合計特殊出生率は1.31で、過去最低だった04年の1.33を下回った。

 出生数低下の背景にあるのが婚姻数の減少だ。23年は4157件で10年前と比べ35%減った。この期間の出生数も35.2%減っている。

 若い女性の県外流出が多いことも出生率の低下につながる。23年は転出超過4125人(外国人を除く)のうち、20代前半が半数超の2312人を占め、女性は1206人だった。

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