菅原由勢にEL王者アタランタも関心か…AZとの契約は来夏で満了、移籍金は17億円程度に?

AZに所属する日本代表DF菅原由勢に対しアタランタが関心を寄せているようだ。5日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

現在23歳の菅原は2019年夏に名古屋グランパスからAZへレンタルで加入し、翌年夏に完全移籍への移行が発表された。加入当初から右サイドバック(SB)を主戦場に活躍しており、ここまで公式戦通算198試合に出場し14ゴール29アシストを記録。在籍5年目の2023-24シーズンも公式戦42試合の出場で4ゴール9アシストをマークするなど、チームの中心選手として躍動した。

そんな菅原はAZとの現行契約を2025年夏まで残しているものの、今夏の移籍の可能性も盛んに報じられている。2023-24シーズンのセリエAを圧倒的な強さで制したインテルは退団が噂されているオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースの後釜候補として関心を寄せており、日本代表FW三苫薫が所属するブライトンやエヴァートン、ヴォルフスブルクなども動向を注視。その去就には大きな注目が集まっている。

今回の報道によると、2023-24シーズンのヨーロッパリーグ(EL)を制覇したアタランタも菅原の獲得に興味を示すクラブの一つだという。ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は今夏の移籍市場で右サイドを補強したいと考えており、高い攻撃性能を兼ね備え、エールディヴィジで存在感を示す日本代表戦士に関心を寄せているようだ。なお、移籍金については1000万ユーロ(約17億円)を下回る可能性があると報じられている。

“第2次森保ジャパン”の発足移行、日本代表でも存在感を増している菅原。果たして今夏の移籍市場で新天地を求めることになるのだろうか。今後の各クラブの動向に注目が集まる。

© 株式会社シーソーゲーム