【ディズニー新エリア】は「夜景」がとにかく必見!美しすぎる“絶景&必見ポイント”を徹底解説♪【写真100枚】

東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」内「フローズンキングダム」 ©Disney 撮影/YOSHI

東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」が、2024年6月6日(木)にオープン!

昼と夜とではガラリと表情を変える"ファンタジースプリングスの夜景"楽しみポイントを、パーク&映画ファンが徹底解説。

アレンデール王国の夜景や、ラプンツェルの光るランタンなど、夜しか味わえない楽しさや、夜ならではのフォトスポットなどを、詳しくご紹介します。

"リアル感"が凄い!夜のアレンデール王国を散策できる…♪

東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」内「フローズンキングダム」 ©Disney 撮影/YOSHI

映画『アナと雪の女王』がテーマの「フローズンキングダム」。

陽が落ちて来ると、空がまだ薄明るい中、ぽつりぽつりと街灯や窓辺に明かりが灯り始めます。

素朴で温かみに溢れたアレンデール王国らしさがあふれる、華美過ぎず眩しすぎない、ちょうどいい明るさ。

どこか安心感さえ覚える、ホッとするような景色が広がります。

東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」内「フローズンキングダム」 ©Disney

いい意味で、「必要最低限の場所にしか灯りがついていない」というのが、とてもリアル。

お城の屋根に煌めく電飾をたっぷり付けたり、サーチライトのようなもので煌々と照らしたり、エルサの魔法の力の設定にすればいくらでも出来そうなところを、あえて抑えめにしている印象です。

アナとエルサ、そしてアレンデール国民から感じる素朴さとあたたかさ、ゲストを優しく迎え入れてくれる雰囲気が、夜の景色ひとつ取ってもビシビシ伝わって来る感じ。

北欧らしい、温かみのある飾らない雰囲気も良いですね。

東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」内「フローズンキングダム」 ©Disney 撮影/YOSHI

「パークが暗くなって電気が付いた!」ではなく「現実に存在するアレンデール王国に夜が訪れ、生活の営みの一部として灯りが灯った」という印象。

エルサの氷の魔法をこれでもか!と駆使した、煌びやかな夜景を想像していたので、「そう来たか…!」と、思わず唸ってしまいました。

このリアル感と説得力。やっぱり、イマジニアって凄い。

煌々と光り輝く"氷の宮殿"

東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」内「フローズンキングダム」 ©Disney

あたたかみのある落ち着いた景色の中で、まるで嘘みたいに煌々と光り輝く、エルサの氷の宮殿。

実際に見るとより強く感じるのですが、とにかく光量がえげつない!

やり過ぎじゃないの?というぐらい眩く光って見えるのですが、それがまた非現実的なエルサの魔法をこの上なく表現できており、このへんもしっかり計算されているんだろうな、と感じます。

「光り輝く氷の宮殿」と「温かい街の灯り」のコントラストは、ぜひ注目して見て欲しいポイントです。

ライトの色使いが天才的!

東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」内「フローズンキングダム」 ©Disney 撮影/YOSHI

氷の宮殿のふもとにあるアトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」へと近づいてみると、植栽の中や地面に設置された、水色のライトが目につきます。

上にランタンのような温かみのあるライトを付けて、下から水色のライトで照らすことによって、エリア全体のカラーが、なんとなくぽわっとブルーカラーでまとまっている感じ。

絶妙なライトの色使いで、映画『アナと雪の女王』の世界観が、さりげなく且つ丁寧に演出されています。

特に感心したのは、この地面のブルーのライトの数が、「アナとエルサのフローズンジャーニー」に近づけば近づくほど、増えているところ。

エルサの魔法が炸裂する素晴らしいアトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」へ、ブルーの魔法の光に吸い込まれるように、自然に導かれて行きます。

東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」内「フローズンキングダム」 ©Disney

氷の宮殿から発せられる魔法の力が、だんだん増えて行くようにも受け取れる、粋な演出。

細かな部分まで、全てにおいて世界観の作り方が完璧すぎて、度肝を抜かれました。

イマジニアの空間デザイン能力、とんでもないわ…。

クリスマスやハロウィンは?

ハロウィンの時期には、『アナと雪の女王2』の収穫のお祭りのシーンのような、北欧らしい文化を取り入れた、素敵なデコレーションが登場するかも?

クリスマスには、『アナと雪の女王/家族の思い出』要素がプラスされることもあるのかな…など、楽しい妄想が止まりません。

温かみに溢れたアレンデールの夜の風景、ぜひじっくり楽しんでみて下さいね。

ランタンの灯りに癒される…♪

東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」内「ラプンツェルのランタンフェスティバル」 © Disney

映画『塔の上のラプンツェル』をテーマにした「ラプンツェルの森」は、やはり美しいランタンの灯りが印象的!

辺りを温かく照らしてくれる、ぽわっとした優しい光に、思わずほっこり癒されます。

ちょっと引きの構図でランタンに向かって手を伸ばし、ランタンを空に放っているような写真を撮るのもおすすめ!

東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」内「ラプンツェルのランタンフェスティバル」 © Disney

映画を象徴するアイテムだし、もっとエリア全体に満遍なくランタンが設置されるのかなと思っていたのですが、ランタンのデコレーションは、アトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」のQライン(並び列)内がほとんど。

ランタンにぶわっと包まれる、幻想的で感動的な体験は、アトラクション内でたっぷり楽しむ事ができるので、エリアにはこれぐらいがちょうど良いのかもしれません。

外からはアトラクションの一部を眺める事もできるので、ランタンの光に癒されながら、まったりした素敵な時間を過ごしてみて下さいね。

塔の窓にも灯りが!

東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」内「ラプンツェルの森」 ©Disney 撮影/YOSHI

ラプンツェルが暮らす塔の窓にも、明かりが灯ります。

照明の効果も相まって、窓辺で歌うラプンツェルのアニマトロニクスが、よりハッキリ目立つ感じ。

「フローズンキングダム」では、ブルーのライトを使って映画の世界観を表現していましたが、「ラプンツェルの森」では、ピンクのライトも使用。

エリア全体がほんのりラプンツェルカラーに染まり、昼間とはガラッと違った印象をみせてくれます。

映画の解像度が上がる…!

東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」内「ラプンツェルの森」 ©Disney 撮影/YOSHI

レストラン「スナグリーダックリング」は、夜の森にひっそりと佇む感じが格好良い!

映画『塔の上のラプンツェル』では昼間のシーンのみの登場だったので、夜の「スナグリーダックリング」の雰囲気は、今まで想像することしかできませんでした。

暗い森の中に佇むようなどっしりとした雰囲気、旅人や荒くれ者たちを誰でも温かく迎えてくれそうな、どこかホッとする店内の灯り…。

「そうそう、こんなイメージ!」と言った、しっくり来る佇まいに、もう感動!

映画『塔の上のラプンツェル』の解像度をまた、より一段と上げてくれる「ラプンツェルの森」の夜の風景。

ぜひ隅々まで歩き回って、楽しんでみて下さいね。

冒険心が掻き立てられる!

東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」内「ピーターパンのネバーランド」 © Disney

映画『ピーター・パン』を題材にした「ピーターパンのネバーランド」は、冒険心をより一層掻き立ててくれる、ワクワクするような照明使いが印象的。

ロストキッズの"隠れ家感"や、不気味なドクロ岩の存在感が、昼間よりも際立つような雰囲気です。

フロリダにある『アバター』がテーマのエリア「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」 にも、少し似たような感じ。

ランタンが灯る小道や、ブルーとグリーンのライトで照らされた植物や岩など、「この先に一体どんな冒険が待ち構えているんだろう…?」という、ちょっとドキドキするような探求心が、さらに沸き立つような雰囲気。

昼間との印象が、一番ガラリと変わったエリアかもしれません。

東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」内「ピーターパンのネバーランド」 © Disney

水に映る様々な色のライトも、幻想的でとっても素敵。

ネバーランドの山々も、夜の方が立体的に見える感じがしました。

「ファンタジースプリングス」エリア全体で感じたことですが、照明をあえて抑えめにしていたのが印象的。

ファンタジーな魔法の泉!キラキラで華やか!ではなく、それぞれのエリアがきちんと確立された世界観の中、ただ「そこに在る」と言った感じ。

『ピーター・パン』『塔の上のラプンツェル』『アナと雪の女王』という、キャラクターの印象が強いアニメーション映画を題材にしながらも、冒険とイマジネーションの海である"「東京ディズニーシー」の続き"感もきちんと感じさせてくれるような、素晴らしい世界観でした。

ライトアップが綺麗…♪

東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」内「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」 © Disney

「ピーターパンのネバーランド」内に位置するアトラクション「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」は、夜のライトアップが凄い!

アトラクションの看板には、ティンカーベルが妖精の粉を振りまくような仕掛けがあるのですが、こちらも夜の方が、ピクシーダストのキラキラ感が増して良い感じ。

東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」内「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」 © Disney

Qラインに足を踏み入れると、可愛らしいお花の形のライトが出迎えてくれます。

花やキノコ、絵の具やかじられたチーズなど、さまざまな小物が飾られており、並びながら探索するのも楽しい!

東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」内「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」 © Disney

「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」は、屋外をバギーで回るタイプのアトラクション。

昼間とは全く違った照明使いで、4つの季節の美しさが、さらに深く表現されているように感じました。

昼と夜で全く違う表情を見せる「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」、ぜひ何回も乗って、新たな楽しさを発見してみて下さいね。

神秘的な美しさが際立つ「魔法の泉」

東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」 © Disney

アナやエルサ、ミッキー・マウスやシンデレラなど、さまざまなディズニーキャラクターが岩の形で登場する魔法の泉は、ライトアップの効果で、より幻想的な雰囲気に。

ブルーやピンクのライトが織りなす神秘的な空間は、楽しい冒険の心地よい疲労感を、ホッと癒してくれます。

東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」 © Disney

東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルの煌びやかな灯りとの、コントラストも素敵!

昼間とは印象がガラリと変わる「ファンタジースプリングス」の夜景、ぜひ隅々まで探索しながら楽しんでみて下さいね。

(ウレぴあ総研 ディズニー特集/ いの)

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