NVIDIA、時価総額でアップル超え。マイクロソフトに次ぐ世界で2番目に価値ある企業に

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半導体大手のNVIDIAは5日、その時価総額が3兆100億ドルとなりアップルを上回って世界2位の価値を持つ企業になった。1位はマイクロソフト。NVIDIAは、先月には単一四半期で140億ドルの利益をあげたと発表していた。

ゲーミングPCや暗号通貨マイニング向けのGPU製品で知られるNVIDAだが、近年はH100 Tensor CoreチップでAI市場を席巻している。CNBCによれば、AI分野におけるNVIDIA製品の市場シェアは70~95%を占めるとのことだ。

株価は今年になってから150%以上も値上がりした。さらに、年内にはBlackwell B200 GPU製品のリリースも控えており、まだまだAI人気が続くようなら、NVIDIAの成長もまだまだ続きそうだ。

ちなみに先日、台北で開かれているComputex 2024で自社ブースに現れたNVIDIA CEOのジェンスン・フアン氏は、女性に胸にサインをするよう求められ、戸惑いつつもこれに応じていた。ステージ登壇の際はいつも黒の革ジャケットというファン氏のスタイルは「ちょいワル」とまでは行かないものの、他のメジャーIT企業のCEOらよりは「イケオジ」と言えるかもしれない。

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