札幌市の納骨堂が事実上、経営破綻に陥っていたにもかかわらず「永代供養」をうたい契約し檀家からおよそ200万円をだましとっていたとして納骨堂を運営する宗教法人の代表ら3人が書類送検されました。
捜査関係者などによりますと詐欺の疑いで書類送検されたのは、札幌市東区の納骨堂「御霊堂元町」を運営する宗教法人「白鳳寺」の代表や代表の息子で当時の副住職、さらに職員の3人です。
3人はおととし8月、御霊堂元町が事実上、経営破綻に陥り建物が競売にかけられていたにもかかわらず札幌の女性ら2人と契約し、「永代供養料」としておよそ200万円をだましとった疑いがもたれています。
御霊堂元町をめぐってはおととし、土地と建物を札幌市の不動産会社が落札。
その後、代表とは連絡がとれない状態が続いていました。