関東小学生ソフトテニス 宇津木さん(港南区吉原小)がペア3連覇 神奈川県予選で実力発揮 横浜市港南区・横浜市栄区

関東大会県予選会で3連覇を達成した宇津木さん(左)と山田さん、本吉監督

先月開催された関東小学生ソフトテニス選手権大会神奈川県予選会で港南区日野在住の宇津木啓十さん(吉原小6年)がペアで優勝した。宇津木さんは4年生から同予選会に参加しており、これにより3連覇を達成した。

横須賀市で開催された関東県予選会(高学年男子)には33ペアが出場。宇津木さんは横須賀市を拠点に活動するソフトテニスチーム、横須賀Dreamスポーツ少年団(本吉睦久監督)に所属しており、同学年の山田悠誠さん(横須賀市立船越小)とペアを組んで大会に参加した。

3ペアが競う予選リーグを2勝し、決勝トーナメントに進出。決勝の1試合目も3-0のストレート勝ちでベスト4になると、準決勝も順当に勝ち決勝へ。決勝でも3-0のストレート勝ちを収め、優勝した。この結果により、宇津木さんペアは7月に群馬県で開催される関東大会への出場権を手にした。4年生の時に関東大会(低学年)で優勝している宇津木さんは「5年生では結果を出せなかったので、今回は今まで負けた相手にも向かっていきたい」と語った。

また、同ペアは5月中旬に大和市で開催された全日本選手権神奈川予選会(高学年男子)にも参加。16ペアが出場し、4ペアを4ブロックに分け予選を実施した。順当に勝ちを重ね、予選を通過すると各ブロックの上位4ペアが総当たりで戦う決勝リーグに出場。5月の関東大会県予選の決勝で競いあった座間のペアとの試合を落とし、2勝1敗で準Ⅴとなった。

宇津木さんらはこの結果を受けて8月に岡山県で開催される全日本大会に神奈川県代表として出場する。全日本での目標を「ベスト8」と口にする宇津木さんは「小学生最後の全日本大会なので楽しんで頑張りたい」と意気込む。

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