女子ゴルフの渋野日向子（２５＝サントリー）のシーズン後半戦が注目されている。
米女子ツアー「ショップライトＬＰＧＡクラシック」（７日開幕、ニュージャージー州）の予選ラウンドに臨む渋野は笹生優花（２２）、ハナ・グリーン（２７＝オーストラリア）と同組となった。前週の今季メジャー２戦目「全米女子オープン」で２度目の優勝を果たした笹生と、２位と躍進し、復活ののろしを上げた渋野がラウンドするとあって、米国でも大きな話題となりそうだ。
その一方でＬＰＧＡ公式サイトは「渋野はペンシルべニア州で力及ばず、ＬＰＧＡツアー２度目の優勝を逃したが、それでもロレックス世界ゴルフランキングで１３１位から上昇し、６１位となり、今週のムーブを獲得した」と、これまでのキャリアを振り返った上で「先週の彼女の成功は今シーズン後半に、ＬＰＧＡツアーの優勝者に戻るための画期的な瞬間となるかもしれない」と指摘した。
今季の渋野は、ここまで１０試合に出場。予選落ちのなかった初戦の「ホンダＬＰＧＡ」を含め、最終日までプレーしたのは４回で最高順位は前週の「全米――」を除くと５０位。さらに４戦連続を含めて予選落ち６回と低空飛行が続いていた。それだけに〝準優勝〟をキッカケに成績も急上昇することが期待されているのだ。
好パフォーマンスを発揮した前戦の勢いを維持し、今大会でも再び優勝争いを展開できるか。
