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香川県の高松空港の作業車両2台に、家庭や飲食店から出た使用済みのてんぷら油を再利用した燃料が今月から使われています。日本航空によるCO2削減の取り組みです。
高松空港を走る、作業用車両・トーイングトラクターです。この車両に使われているのが、四国内の家庭や飲食店などから使用済みてんぷら油を回収し精製したもの。愛媛県の企業が製造し供給するバイオ燃料で、「地産地消エネルギー」として注目されています。
1リットル使うごとに、2.62キログラムのCO2削減効果があるといいます。日本航空は、8台のうち2台をこの燃料専用とすることで年間約4トンのCO2削減ができるとしています。
(日本航空高松支店 中橋健史支店長)
「軽油の車両ですね。いわゆるディーゼル車両には即使用できるというメリットがありますのでどんどん拡大していきたいと」
今後は高松空港での安定した利用について検証し、バイオ燃料の普及・拡大に取り組みたい考えです。