川のレジャーシーズン前に 屋形船事業者らが四万十川で事故を想定した“救助訓練”

川遊びなどのレジャーシーズンを前に高知県四万十市の屋形船業者らが四万十川で事故を想定した救助訓練を行いました。

訓練は水上レジャーが本格的になるシーズンに備え『四万十川観光遊覧船連絡協議会』とカヌーやサップの事業者団体が行いました。

屋形船とサップの接触事故が起きて2人が川に落ちたという想定です。現場近くにいたカヌーやサップのガイドが助けを求めている1人を引き揚げ、屋形船はけがをした乗客を河原に運びます。

もう1人は行方が分からなくなっていて、通報を受けた警察や消防が捜索。屋形船に乗って現場水域に到着した消防の潜水隊が行方不明者に見立てた人形を救助しました。

(四万十川観光遊覧船連絡協議会 岡村実 会長)
「今から忙しくなるし、観光客も四万十川に多く来てくれると思いますので、不測の事故に対応するため、こういう訓練を計画しています」

参加した業者や機関は訓練を通じて連絡体制や現場での連携を確認していました。

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