茂木町が「子育て世代の定住促進へ」 若い世代向けの子育て支援住宅建設

とちぎテレビ

茂木町が、若者世代や子育て世代の移住・定住を図るために整備する町営住宅の安全祈願祭が6日、町内で行われました。

茂木町は民間事業者と連携し、若い世代に向けた子育てを支援する集合住宅を整備して、移住・定住を促進します。

子育て支援住宅の建設に向けた安全祈願祭は6日、仲の内団地内の建築予定地で行われ、古口達也町長をはじめ町や建設関係者など、およそ40人が出席しました。工事の無事を祈願して鍬入れが行われました。

子育て支援住宅の整備事業は、地元の不動産関連会社が、町から土地を借りて住宅を建築し、町は完成した住宅を借り上げて貸し出します。茂木町によりますと、住宅の建設は大手ハウスメーカーの積水ハウスが請け負い、自治体と民間事業者が子育て支援の住宅を建築するのは、栃木県内では2例目ということです。

集合住宅は軽量鉄骨造りの2階建てで、メゾネットタイプと共同住宅タイプの2棟の合わせて12戸です。建物はゼロエネルギーハウスで、子育てのしやすさを考慮した、8種類の間取りがあり、子どもの遊び場なども設置する計画です。

家賃は未定ですが、町ではできるだけ安価で借りられるようにする意向で、6月に着工し、来年2月に完成、3月から入居を開始する予定です。

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