阪神・西勇輝投手(33)が、6日の楽天戦(甲子園)に先発。自らの適時打で1点差に迫った直後の4回に痛恨のプレーが飛び出した。
二死二塁から7番・小深田のゴロをうまく捕球できず、グラブからポロリ。慌てて一塁に送球するも大きく逸れてしまい、ボールが転々とする間に二走・鈴木が生還。捕球と送球のダブルエラーが記録され、思わず一、二塁間でヒザをつきながら、悔しさをにじませた。
さらに、二死二塁となって、岡田監督は8番・太田に申告敬遠を宣告。投手・藤井との対決を選択したが、フルカウントから右前適時打を浴び、再び3点差と突き放されてしまった。
痛すぎるプレーに失点が重なり、これには指揮官も首をかしげつつ苦笑いを浮かべるしかなかった。結局西勇は6回100球を投げて、4安打4失点(自責2)で降板。前回の日本ハム戦(甲子園)でも4回4失点(2自責)となっていたが、この日も苦しい投球となってしまった。