「劇的弾で生き残った!」北朝鮮が終了間際の一発で2位・シリアを下して肉薄! 韓国メディアは「最終予選進出に彼らは有利な立場にある」【W杯予選】

6月6日、日本代表がアウェーの地でミャンマーを5-0で下した同じ日、ラオスではグループBにおけるもうひとつのゲームが開催された。中立地で行なわれた北朝鮮vsシリア戦だ。

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アジアサッカー連盟(AFC)の公式サイトは、「両チームとも序盤からなかなか調子が上がらなかったが、後がない北朝鮮は次第にペースを掴んでいった。それでも好機をことごとくモノにできず試合は終盤へ。そして後半アディショナルタイム2分、チョン・イルグァンのゴールが決勝点となって北朝鮮が1-0で勝利した」と伝えている。

5連勝の日本はすでに最終予選進出を決めており、6月11日の最終節は2位の座を巡ってシリアと北朝鮮が激しく鎬を削ることとなった。2位・シリアが勝点7(得失点差+2)なのに対して、3位・北朝鮮は勝点6(得失点差+1)と肉薄。最終節、シリアが敵地・広島に乗り込んで日本と戦う一方で、北朝鮮はふたたび中立地ラオスで最下位ミャンマーと対峙する。

これを受けて韓国メディア『聯合ニュース』は「北朝鮮が終了間際の劇的なゴールで生き残った。最終戦の対戦相手を見れば、北朝鮮がより有利な立場にあるのが分かる」と報じ、ネットメディア『NEWSIS』は「引き分ければ終戦だった一戦で、北朝鮮イレブンが踏ん張ってみせた。ミャンマーには第1戦で6-1と圧倒しており、最終節も北朝鮮が勝利するだろう。逆転での2位通過は十分に可能だ」と記している。

火曜日の日本vsシリア戦は注目の一戦だが、裏カードの結果も気になるところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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