使わなくなった学校プールに太陽光発電設備 福井県越前市が4年かけ16校に 現役学校のプール活用は全国初

福井県越前市が小学校の遊休プールに導入する太陽光発電設備の設置イメージ(市作成)

 福井県の越前市は6月6日、市内全小学校の水泳授業の実施場所を市武生中央公園屋内温水プールに集約したことに伴い、使われなくなった学校プールに太陽光発電設備を導入すると発表した。2025年度から4年間で、16校の遊休プールの半数程度に設置するとしている。学校で消費する電力に充て、環境負荷の低減につなげる。

 環境省の採択を受けた本年度からの脱炭素社会実現事業の一環。市によると、休廃校となっていない現役の学校のプールを活用した太陽光発電事業は全国で初めて。

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