脱炭素実現へ前進 CO2排出量実質ゼロ電気 厚木市・愛川町・清川村

合意書を手にする山口市長(中央)と2社代表

厚木市は5月31日、厚木ガス(株)と東京ガス(株)の3者による再生可能エネルギー電力の普及に関する基本合意書を締結した。これは22年に交わした「厚木市、厚木ガス株式会社及び東京ガス株式会社のサステナブルシティの実現に向けた包括連携」に基づくもの。

厚木ガス(株)は6月1日からCO2排出量が実質ゼロの「厚木ガスさすてな電気」の取り扱いを開始。市は公共施設39カ所に、この電気の導入を検討し市カーボンニュートラルロードマップに掲げる30年でのCO2削減目標50%達成に弾みをつけたいと考える。

山口貴裕市長は「包括連携後も脱炭素化に尽力頂き感謝。目標に向け一歩前進することができた。今後も2社にはご協力を願う」と話した。

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