テニス=全仏敗退のガウフ「VR導入すべき」、判定に涙の猛抗議

[パリ 6日 ロイター] - 女子テニスで世界ランキング3位のコリ・ガウフ(米国)は6日、テニスで「ビデオ・レビュー(VR)」を導入すべきだとの見解を示した。

ガウフは6日の四大大会、全仏オープン準決勝で第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦し、2─6、4─6で敗れた。

この試合の第2セット途中、線審がアウトとしたシフィオンテクのサーブの判定を主審が覆し、ガウフが猛抗議。涙を流す場面があった。

ガウフは試合後、「試合で負けており、感情的になっていた。誰と対戦するときもそうだが、特に彼女(シフィオンテク)と戦う場合は全てのポイントが重要」とコメント。

さらに「VRシステムを導入おらず、多くの場面で1人(の審判)によって判定されるのは、テニスだけ。他の競技では通常、複数の審判が判定をする」と述べ、「昨年、全米では一部導入された。使わないのはおかしいと本当に思う」と訴えた。

© ロイター