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鎌田大地の退団はやはり小さくない影響を与えていたようだ。
6月5日、ラツィオはイゴール・トゥドール監督の辞任を発表した。就任からわずか3か月の短期政権となった。
そのクロアチア人指揮官がチームの中心に据えたのが、辞任したマウリツィオ・サッリ監督から冷遇されていた鎌田大地だった。
ただ、その日本代表MFは契約延長交渉がまとまらずに退団。来シーズンの中心に据えようとしていたトゥドールは、その騒動に加え、チーム編成を巡ってクラブとの関係が悪化し、自らチームを去る決断をした。
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イタリア紙『Corriere dello Sport』は複数の選手との関係がうまくいってなかったと指摘しつつ、こう綴っている。
「唯一評価されたのはカマダだった。ラツィオとの物語がどう終わったかは周知の事実だ。トゥドール監督は再スタートを目ざしていて、彼はチームのキーマンだった。彼(トゥドール)にとって、別れは痛手だった」
辞任の理由は一つではないものの、やはり鎌田の退団は大きな要素となったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部