NHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会で準優勝した鹿屋市の鹿屋農業高校野球部の3年生3人と関係者が6日、中西茂市長を表敬訪問した。部員らは準優勝に満足せず夏の甲子園出場へ全力を尽くすと誓った。
同部は2日の決勝で神村学園(いちき串木野市)に敗れた。今熊浩輔監督(45)らと鹿屋市役所を訪れた田中宗典(そうすけ)主将は、夏の甲子園出場を争う県大会が7月6日に始まることを踏まえ「1カ月間練習を頑張っていく」と述べた。
中西市長は、3~4月の九州地区大会県予選でも準優勝と好成績が続く同部をたたえた。その上で「練習を積み、平常心で臨めば結果はついてくる。夏はてっぺんを極め、市民に夢を見させてくれるとありがたい」と語った。