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佐賀県が野生のイノシシの豚熱感染を発表したことを受け、長崎県は緊急の対策会議を開きました。
佐賀県によりますと豚熱に感染したのは5月末から6月にかけて、唐津市で捕獲された野生のイノシシ2頭です。
県内の養豚関係団体が集まった対策会議で、県は衛生管理の徹底などを呼びかけました。
県農林部 渋谷隆秀 部長
「本県で豚熱を発生させないために、農家への指導、関連施設での消毒の徹底などをお願いするとともに、万が一発生した場合における、まん延防止対策についてもご協力をお願いします」
県による聞き取り調査では、6日時点で県内の養豚場65戸で豚熱を疑う異常の報告はありません。
6月10日以降、家畜保健衛生所の獣医師などが野生のイノシシの侵入を防ぐ養豚場の防護柵に破損がないか現地で確認します。