![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1171726442858971478/origin_1.jpg)
トロント・ブルージェイズの菊池雄星は現地6月6日(日本時間7日)、本拠地でのボルチモア・オリオールズ戦に先発登板。この日、菊池は6回(89球)を投げて、1失点6奪三振の活躍で、日米通算1600奪三振、メジャー通算700奪三振をともに達成し、今季3勝目を挙げた。
先発のマウンドに上がった菊池は初回、オリオールズの先頭打者、ジョーダン・ウエストバーグから空振り三振を奪い、日米通算1600奪三振に到達。その後も無失点で抑え、この回を終えた。
3回には先頭の9番、コルトン・カウザーから空振り三振を奪い、メジャー通算700奪三振を達成。その後も6回まで安定した投球を披露した。しかし、6回、1死走者なしの場面でオリオールズの2番・指名打者、アドリー・ラッチマンにカーブを捉えられ、本塁打で失点した。
その後6回1失点で降板。菊池はこの日、6回(89球)を投げて、1失点、4被安打、6奪三振、1四球、防御率3.48としている。試合は6対5でブルージェイズが勝利し、今季3勝目(5敗)を挙げた。
試合終了後、米メディア「The Washington Times」は記事を更新。オリオールズのブランドン・ハイド監督の試合後のコメントを紹介し、「最高のパフォーマンスだったと思う。彼はいつも良いが、今回は97、98マイルのまるで弾丸のような速球に加えて、非常に素晴らしい変化球とチェンジアップを投げていた。本当に打つのが難しかったと思う。だから、彼の投球を称賛する。素晴らしい投球だったと思う」と菊池の投球に脱帽していたことを伝えた。
圧巻の投球にファンからは「おめでとう」「花巻東高校出身の日本人最優秀投手‼」「ウイスキーをやっと飲めるね」「マジで良く頑張ってる」「オリオールズ戦で大復活を遂げた」といったコメントが寄せられた。
構成●THE DIGEST編集部