「居眠り議員は成敗」「お前ら道開けろ」上から目線で飛ばす「へずまりゅう」都知事選「4番めの公約」にSNS大荒れ

6月2日、供託金300万円を納め「貯金は0になりました」とポストしたへずまりゅう

《東京都知事選にまともな人がいないから300万円払って出馬することにした。裏金議員に居眠り議員は成敗しちゃる》(6月3日)

《こうなったら誰も俺を止められない。へずまりゅうが都知事になるけえお前ら道開けろ》(6月4日)

都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への出馬の意向を示して以降、そんな “上から目線” のポストを飛ばしまくる元迷惑系ユーチューバー・へずまりゅう。6月6日、都庁で記者会見をおこない、立候補を正式表明したうえで、4つの公約を明かした。

その後、《へずまが都知事になったら》として、改めてXに公約を書き込んだ。具体的には以下の4つだ。

(1)知事報酬を全額寄付(毎月証明書を提示し証明)
(2)開示請求は黒塗りではなく明るみに(隠さず国民に答える)
(3)選挙供託金を下げる(若者が主張する場を増やす)
(4)高齢者の免許返納を早める(60歳以上の爺婆は車に乗る必要がない)

会見では、4番めの公約について「東京で車に乗る意味がわからない」と切り出したへずまは、身内が高齢ドライバーによる交通事故にあったことも明かし、「自分としては60歳で返納してほしいです。(東京は)公共交通機関も整っている」と説明した。

現在の都政に対する評価を質問されたへずまは、「すみません、勉強不足です……わかんないです」と苦笑しつつ、いいか悪いかでいえば「悪いです。若者を主役にしたいんで。おじいちゃんおばあちゃんは、できれば東京から離れていってほしいなって思っている」と発言した。

SNSでは、この「60歳で免許返納」について、とくに大きな反発が寄せられている。Yahoo!ニュースのコメント欄には、

《確かに高齢者の事故が多いのは問題だけど、東京都の中には奥多摩とか山間部も含まれてます。とても車がないと移動出来ない地域も現実的にあるのに、こういう地域にお住まいの有権者からは支持されないでしょうね》

《近い将来は超高齢化社会が到来する。今でも60歳はバリバリの現役戦力。更には若者は車を買わないので60歳免許返納にすれば日本では車を買う人がいなくなる》

《60才で免許取りあげたら貴重な労働力が減ると思うよ。それをどうやって補うの?》

など、多くの批判が殺到している。

会見では、選挙の勝算を聞かれて「100%です。間違いないと思います」と怪気炎をあげたへずま。はたして、都民の判断は――。

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