玩具メーカー「BANDAI SPIRITS」(バンダイスピリッツ)と日光東照宮の関係者らは7日、栃木県庁を訪れ、徳川家康が着用したと伝わる甲冑「南蛮胴具足」をモチーフにしたガンダムプラモデル(ガンプラ)を福田富一知事に贈った。
同社が地域活性化や県の文化発信に貢献するため、南蛮胴具足を収蔵している日光東照宮の協力を得て製作したガンプラで、完成品の高さは約19センチ。南蛮胴具足は、家康が関ケ原の戦いで身に着けたとされる。
この日、同社の森安信一ゼネラルマネージャーら5人が訪問した。日光東照宮の稲葉尚正権宮司は「戦乱の世を終わらせ約270年の平和をもたらした甲冑を、広く知ってもらえれば」と話した。
福田知事は、来賓が訪れる知事応接室に飾る意向を示した。