食と運動で健康な体に ブレックスとセブン、足利工業高で特別授業 ダンスなど手ほどき

生徒にダンスの指導をするブレクシーのメンバー

 【足利】バスケットボールB1宇都宮ブレックスとセブン-イレブン・ジャパンは4日、足利工業高で特別授業を初めて行った。産業デザイン科2年の生徒39人を対象に、同社社員が食事の重要性を説明し、専属チアリーダー「ブレクシー」のメンバーがダンスを手ほどきした。

 市と同社、チームはそれぞれ、包括連携協定を締結している。同社がチームとスポンサー契約を結んで3者がつながったことで、連携事業に取り組むことにした。

 「食事と運動で健康な体をつくろう」をテーマに、保健体育の授業を担当。前半は食の安全・安心に力を入れている同社の社員が健康の保持増進につながる食事について説明した。

 後半はブレクシーディレクターのYUKAさんら3人が「笑顔が大切」などとチアダンスの魅力を伝えながら、振り付けを指導した。生徒たちは曲に合わせて体を動かし、「ゴー足工」とかけ声を上げた。

 バスケットボール部の具志堅(ぐしけん)カズヒロさん(16)は「自分に自信がなかったけれど、みんなの前でダンスをすることができた。いろいろと勉強になった」と振り返った。

 同社総合渉外部の安見勉(あみつとむ)さん(63)は「連携することで相乗効果が期待できる。今後は自然環境保護活動の連携事業にも取り組みたい」とした。

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