船上から不法投棄をチェック 環境保全に向け関係者が御所湖でパトロール 岩手

湖の環境保全に向け不法投棄のチェックです。盛岡市と雫石町にまたがり、観光地にもなっている御所湖で船上からごみの不法投棄を調べるパトロールが7日行われました。

巡視船に乗ってパトロールしたのは御所湖を管理する北上川ダム統合管理事務所の職員と住民有志でつくる「御所湖の清流を守る会」のメンバーです。これは1990年から行われていましたが、近年はコロナ禍などで中止が続いていて、今回のパトロールは6年ぶりです。巡視船は約5キロほどを周回して湖岸や湖面にごみが投棄されていないかなどを目視で確認しました。調査の結果、湖岸にタイヤやビニールなどの生活ごみが見つかりました。

(御所湖の清流を守る会・高橋金兵衛顧問)
「6年ぶりにやってみて感じることは、前回に比べるとはるかにごみの量が少ないなと感じる」

発見したごみは回収方法なども含めて今後検討するということです。

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