「まちをきれいにして観光客の人にきれいと思ってもらえるように」初夏のまちを美しく 市街地で早朝一斉清掃

自分たちのまちをきれいにしようと数百人が参加する一斉清掃が高知市で行われました。朝早くから参加した人たちのおかげで2024年もたくさんのゴミが集まりました。

高知市は1979年からゴミに対するマナーや美化意識の向上を目指し、「初夏のまちを美しくする運動」を行っていて、毎年、この時期に大規模な一斉清掃を実施しています。今年は市の職員や出勤前の会社員らおよそ800人が参加しました。参加者は高知駅など市内7か所から中央公園に向け歩きながら、植え込みや側溝に捨てられたごみを一つ一つ丁寧に拾い集めていました。高知市によりますとタバコの吸い殻や空き缶などが多く見られ、7日朝の清掃で176キロのごみが集まりました。ただ、ごみの量は年々減少傾向にあるということです。

(参加者)
「ゴミを拾うのは気持ちいいなと思います。まちをきれいにして観光客の人にきれいと思ってもらえるように」

(参加者)
「何年か前と比べてもゴミはほとんど落ちてないような、どんどんきれいになっていっていると思います。このきれいになった高知市に多くの人が来て高知市が元気になってくれたらいいなと思っています」

参加した高知市の桑名龍吾市長は「観光客に高知を美しいと思ってもらうとともに、住んでいる我々が誇りに思えるような美しいまちを皆さんと作ってきたい」と話していました。

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