JICA海外協力隊 春募集説明会 和歌山市で

海外で教育や商業、農林水産業などさまざま分野でボランティアとして活動するJICA(ジャイカ)の海外協力隊のメンバーを募る説明会があさって(6月9日)、和歌山市で開かれます。

JICAは、ODA・政府開発援助の一翼を担うなど開発途上の地域の経済や社会の開発などを通じて国際協力を促進しようと設立された独立行政法人で、海外協力隊も事業の一環です。

海外協力隊の募集は、年2回、春と秋に開かれていて、あさっては、春募集の説明会が、和歌山市八番丁のPark Biz WAKAYAMA(パーク ビズ ワカヤマ)で開催されます。

当日は、午後2時に開会し、事業概要の説明が行われた後、現在、ラオスに派遣されている海外協力隊員が現地からインターネットによる生中継で登場し、現地での生活や仕事などを紹介するほか、サモアに派遣され、小学校の教諭として活動した経験のある海南市出身で現在、和歌山県有田振興局に勤める佐藤奈央(さとう・なお)さんら海外協力隊経験者3人が、和歌山市の会場で座談会を行います。また、会場では、個別相談も行われます。

特別番組でサモアでの体験を語った佐藤さん(中央)

JICA海外協力隊の春募集説明会は、あさって午後2時から和歌山市八番丁のPark Biz WAKAYAMA(パーク ビズ ワカヤマ)で開かれます。

なお、和歌山放送では、6月3日(月)から6月7日(金)までの5日間、毎日午前7時半から15分間の特別番組として「人生なんてきっかけひとつ~JICA海外協力隊~」を放送し、和歌山県出身の海外協力隊員がその魅力を語りました。放送は、Radikoのタイムフリー機能で放送日から1週間、聴くことができます。

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