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鳥取県米子市は、イネカメムシを防除する農家への緊急支援など、総額8億8000万円の一般会計補正予算案を編成しました。14日から始まる市議会定例会に提案します。
米子市の伊木隆司市長は、7日、総額およそ8億8000万円の一般会計補正予算案を明らかにしました。
このうち、およそ1000万円を、イネカメムシの防除費用の助成金として計上。
イネカメムシによる稲作への被害が全国的に増加する中、収穫量の減少を防ぐのが目的です。
対象は、市内で栽培しているきぬむすめと飼料用米、あわせて480ヘクタールの水田で、防除費用のうち農家負担分を除いた3分の2を、県などとともに助成する仕組みです。
米子市 伊木隆司市長「今年は越冬して、この時期でもすでに(カメムシが)かなり多く、放置していると、出来上がるコメの品質が非常に落ちますので。早い時期に助成体制を構築しました。」
補正予算案は、6月14日から始まる市議会定例会に提案されます。