舘ひろし、『あぶ刑事』タカの“銃の持ち方”生披露で観客歓喜「ここじゃないな~みたいな(笑)」

現在大ヒット中の映画『帰ってきた あぶない刑事』(略称:あぶ刑事)の大ヒット御礼舞台あいさつが6月5日(水)に開催され、あぶ刑事最強バディの“タカ&ユージ”を演じる、舘ひろしと柴田恭兵が登壇した。

1986年にテレビドラマとして始まった『あぶない刑事シリーズ』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了してきた“あぶ刑事”。2016年に公開された映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われたが、8年ぶりにスクリーンで復活した。

◆『あぶ刑事缶(でかん)』で乾杯!
MCの呼びかけで、舘ひろしと柴田恭兵が客席後方扉から登場。「きゃー!」「舘さーん!」「(柴田)恭様~!」と劇場は黄色い歓声と大きな拍手に包まれ、笑顔で“あぶ刑事ファン”とハイタッチをしながら客席を歩いて登場した。この日は、大ヒットを祝して、本イベントのために作られた『あぶ刑事』デザインのオリジナル缶『あぶ刑事缶(でかん)』が用意され、舘の「38年間の感謝を込めて」、柴田の「あぶ刑事ベイビー」の掛け声で観客と一緒に乾杯が行われ、本イベントがスタートした。

◆今までと“ちょっと違う”『あぶ刑事』
8年ぶりにスクリーンに帰ってきた『あぶ刑事』。その反響は大きいようで、舘は「先日、ゴルフの練習場に行ったんです。隣の席の人から突然“あぶない刑事観ました”って言っていただいて。いろんな所で“観ました”って言ってくれて、今までとちょっと違うかなって思っています」と笑顔を見せた。

柴田は「(横浜スタジアムで行われたプロ野球の試合で)始球式をやったんですけど、草野球仲間が“ナイスピッチングだった”と(笑)」と照れ笑いを見せ、劇場から拍手が起こった。さらに「後50キロぐらい本当はスピードは出せるんですけど…(笑)とりあえずストライクゾーンに投げた方が…コントロール重視で。後はどこに飛んでも舘さんが“ストライク”とコールしてくれるので(笑)舘さんに任せて頑張って投げました」と笑いを誘いつつも、“あぶ刑事バディ”ならではの絆(きずな)をのぞかせた。

◆38年間を振り返って…
『あぶ刑事シリーズ』は始まって38年。長い歴史を「振り返るといかがですか?」と聞かれた舘は「歳とりましたよね(笑)」とお茶目な笑顔。続けて、「でも皆さんに支えられて、今回の映画はできたなと思っております」と感謝の言葉を送った。

柴田は「初めから、あまり悲壮感のない刑事ドラマにしたいと、楽しい、かっこいい。映画の中でも、荒唐無稽なミサイルが飛んできたり、大型タンカーを手で止めたり(笑)」と笑いを誘うも、「でも見終わって、“楽しかったね、面白かったね、何も残らなかった”、そういう映画を作りたかったんです。それも皆さんが応援してくれたおかげで今回できました」と舘と同じく、ファンに感謝の言葉を述べた。

◆最強バディの銃の持ち方
『あぶ刑事シリーズ』は、舘と柴田の銃撃シーンも話題。その2人の“銃の持ち方”の違いについてのトークに。舘は片手で撃ち、左手は胸に添えるスタイルで、舘は「ここにきちゃうんですよね。構えるじゃないですか?この(左)手をどうすればいいかわからない(笑)」と立ち上がって銃を撃つ構えを披露すると観客から歓声が上がった。

舘は頭の後ろに左手を添えて、「ここじゃないな~みたいな(笑)」と、“なんとなく”銃撃スタイルが決まったと笑いながら明かした。

柴田は両手で撃つスタイルで、「僕はいっぱい撃ちたかったんです。手あたり次第、数撃てば当たる」と言いながら何度も銃撃フォームを披露し、「ふぅ~!」と観客は胸を打たれた様子で盛り上がった。

映画『帰ってきた あぶない刑事』大ヒット上映中

©2024 「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会配給:東映写真:©entax

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